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初めての退去でトラブル発生!入居者に翻弄される大家さんの私

3週間前

chisato

元フリーアナウンサーで、20代前半から投資用に貯金したお金を使い、20代で2棟15室の自主管理をする女性大家さんとなりました。2020年からはサービス付き高齢者住宅のオーナーとしてサービスを開始します。自分なりのやり方で行ったさまざまな投資方法を公開しています。


物件を所有していれば、退去があるのは自然なこと。しかしその退去をめぐるトラブルは想像以上に大変なものでした。私も初めての退去でトラブルが発生。右往左往しながらもトラブルを受け止め、解決していくお話です。

初めての退去連絡は突然やってきた

自主管理をして3年が経った頃。ずっと満室が続いていたため退去は無縁の状態だったのですが、ついにあの連絡が来てしまう……。

入居者A子さん「3月の頭に退去することを決めました。今まで大変お世話になりました」

それは1月下旬の出来事でした。自主管理をしているので、退去に関する連絡も直接私のスマホに届きます。A子さんとは以前からLINEで連絡を取り合う事も多くあり、この日の退去を告げる連絡もLINEで送られてきました。

1月下旬の退去告知で、3月頭の退去ならば告知期間としてはなんら問題はありません。しかし初めての【退去】の文字に少しショックを受けたのは事実。やっぱり物件を所有していれば退去が起きてしまう……。“3月頭の退去なら季節柄、次の入居者さんは決まりやすいかな?”心のどこかで次の入居者さんの事を考えつつも……、現在入居していただいているA子さんへ感謝の気持ちを伝える事にしました。

「退去の件、早めにご連絡いただき感謝いたします。こちらこそ大変お世話になりました。重ねて御礼申し上げます。寂しくなってしまいますが新天地でもお身体に気をつけてくださいね。3月頭の退去日の詳細が決まりましたら再度ご連絡ください。引き続きよろしくお願いいたします。」

立つ鳥跡を濁さず……。A子さんもきっとそんな気分だろうと思い、私も相手を敬う気持ちでメッセージを送りました。

待てど暮らせど連絡が来ない……

退去の告知を受けたので、今度は新しい入居者を決めるために募集を行わなくてはいけません。早速、仲介会社をまわり現状の報告を始めました。仲介会社が口を揃えて言っていたのは「退去日はいつですか?」の言葉。この時点でまだ具体的な退去日が決まっていなかったのです。私もA子さんから退去日決定の連絡が来るまで待つ予定だったのですが、2月上旬になっても音沙汰なしだったのでこちらから連絡をすることにしました。

するとA子さんから「忙しくて決められません」と返答がありました。しかしこのまま待ち続けていたらこちらも身動きが取れないので、A子さんには悪いのですが期限を決めて、その日までに退去日を決定するように伝える事にしました。

退去日を迎えるが……

その後、約束した期限内に退去日の連絡がありました。退去日は「3月8日」に決まり、この日程に合わせて修繕や清掃の業者へ連絡をして全ての段取りも整えました。おおよそ2週間後となる次の入居の準備も完了し、あとは無事に退去と立ち会いを済ませるだけでした。

一筋縄ではいかない退去

それは退去日の4日前。3月4日のことでした。A子さんから突然のLINEがきたのです。「すみません。体調が悪く3月8日に退去が出来ません。申し訳ないのですが、3月24日にずらしていただけませんか……。」

LINEを読んで思わず「えぇー!?」と口に出してしまいました。色んな感情が頭の中を駆け巡りましたが……まずは相手の話を冷静に聞く事にしました。体調不良とのことだし、責めることも出来ない……。しかし急に日程を変更してA子さんの引っ越しは大丈夫なのだろうか? 私の発注した業者は日程変更に応じてくれるだろうか?

いろんな疑問や不安が浮かんだのですが、一つ安心だったのは次の入居者がまだ決まっていなかったこと。本来ならば次の入居者が決まっていなければ安心は出来ないのですが、もしこの状況で次の入居者が決まっていたらこんなに悠長に相手の話を聞こうなんて思えなかったでしょう。しかし約二週間も退去日がずれ込むのは痛手です。退去日から次の入居者を迎えるのに修繕を考えると4月以降になってしまう可能性がある……。でも早く退去させる訳にもいかないので、A子さんの言う日程に従うしかなかったのです。

そして退去日を迎える……

退去延期の連絡を受けて、すぐに仲介会社、修繕業者、清掃業者へ連絡を入れました。全ての業者が快く日程変更を受け入れてくれて一安心でした。

聞くと、仲介会社の人の話では“退去日の延期はよくある事”らしいです。

私は大家さんになって初めての退去だったので、退去日がずれ込むなんて事があるの??? と驚きましたが、仲介会社の人から言わせれば結構あるあるで、次の入居者が決まっていないのなら次の人に迷惑はかからないし、受け入れるしかないですね。とアドバイスをもらいました。

ちなみにA子さんの引っ越しは、引っ越し業者に頼んでいないようで、A子さんとA子さんのご両親に協力してもらい家族で引っ越しをする予定だったとのこと。

A子さんが直前で体調を崩してしまい、引っ越しが出来そうにないので、二週間ほど退去日を延期して……その二週間のうちに少しずつ荷物を運び出したいと話していました。そんなこともあるのか……と思いましたが、仲介会社の人が“退去日の延期はあるある”というくらいなので、これも仕方のないことかもしれません。

最後まで何が起こるかわからないのが退去

今回は大家さんになって初めて経験した“退去”の話でした。私自身も一人暮らし経験があり、自分の部屋の退去も経験しましたが、立ち会いも鍵の受け渡しも“あっという間”に終わってしまった印象だったので、立場が変わればこんなに労力が違うのかと驚きました。

退去にまつわるトラブルはさまざまですが、私のように“退去日延期”という場合もありますので、退去予定者としっかりヒアリングを行いながら退去に向けて準備を進めていく方がよいと感じました。

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