「シェアハウス」は都会人の“ムラ社会で暮らしたい”回帰現象?

マイナビ賃貸住まいと暮らしのコラム

「シェアハウス」は都会人の“ムラ社会で暮らしたい”回帰現象? (配信日時 2014.02.07/更新日時 2014.05.26)

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「シェアハウス」は都会人の“ムラ社会で暮らしたい”回帰現象?」

テレビ番組『テラスハウス』人気で一気に世間の認知度が上がったシェアハウスという存在。と言いつつ、実は番組を見たことがないんですが……だって、シェアハウスに住むとテレビを見る時間が減ってしまうんです……っていうのも、住人の実情だったり。
「実際どんなところなの?」「やっぱり恋愛いろいろあるの?」など、現在シェアハウスに住むライターである私が、個人の主観を多分に含む日々の観察をもとにシェアハウスについてあれこれ解説するコラムをこれから連載していきます。第1回目は、自己紹介からのシェアハウスに住むことにした理由、世の中にあるシェアハウスの種類について、です。


都心大型シェアハウス歴2年、職業ライター、独身、女、31歳。お察しの通り、つまりは筆者のことである。文章を書く仕事をしているために、自分自身がシェアハウスに住む人間の一つのサンプルとして、現代の日本に出現した新たな生活形態であるシェアハウスについての記録係、あるいは解説委員を務めることになった……そんな風にこの連載を捉えている。第1回目の今回は、そんな私のシェアハウス住人としての自己紹介からさせていただきたい。

■シェアハウスに住もうと思ったのはなぜか?
筆者の場合のマイナーな理由と世間一般のメジャーな理由

ちょうど2年ほど前、美容業界誌の編集者だった私は、目黒の一人暮らしの部屋で夜な夜な仕事をしていた2011年12月上旬のある日、「会社を辞めて、独立しよう」と突如決心した。そして同時に「最近オープンしたばかりの、あのシェアハウスに引っ越そう!」と思い立ち、3日後に『あのシェアハウス』に内見に行って即契約。そして年が明けた1か月後の2012年1月に、60人以上が一つ屋根の下に住まう原宿の大型シェアハウスに引っ越したのだ。その1年後、2012年の年末に新卒から7年間勤めた会社を退職。2013年からフリーランスとしてシェアハウスをおもな仕事場にしながら生活をする現在に至る。

「原宿セントラルアパート」をご存知だろうか? 私もまだ生まれてない頃の話なのでさほど知っているわけでもないのだが……40年ほど前の原宿に、今は東急プラザがある場所に存在した建物で、のちに時代を牽引することになるデザイナーやイラストレーター、フォトグラファー、コピーライターといったクリエイターたちがこぞって集まっていたという伝説的なマンションであるらしい。その「原宿セントラルアパート」をイメージしてつくられたという“スタイリッシュ系トキワ荘”みたいなシェアハウスが原宿にオープンしたことをTwitter上で知り、「きっとそういう志を持った人たちが集まるんだろうな。いろんな人と知り合えるだろうし、最先端の情報も入ってくるだろう。独立準備のために私が行くべき場所はここだ!」と胸を熱くさせて飛び込んだ、というわけなのである。

とはいえ、そんなコンセプトのシェアハウスは特殊です。シェアハウスって基本、そんなボーボー燃えるような気持ちで住むようなところじゃない。生活空間ですからね。実際は、「わいわい」とか「あはは」とか「まったり」とか「おはよう」とか「おやすみ」とか、基本、そういうピースフルな場所である。うちの場合は正直なところインテリアが結構おしゃれさんなので、中を見た人から「クリエイターとかフリーランスの人が多いんでしょ?」とよく言われるけれども、決してそんなこともなく、実際は会社員の方が多数派だし、職種もお堅い系から自由度高い系まであらゆる方面にバランス良く散らばっている。だから、キャリア上での自己実現を目的にして来る私のような力んだ奴は少数派で、「どうせなら独身のうちに面白い体験をしてみたいし」と好奇心を働かせてひょいっと来るのが本来の正しいスタンスな、気がする。

■「えっそんなのあるんだ」と意表を突かれるクラスタも。
1桁台から100人以上まであるシェアハウスを勝手に分類

「シェア的住まい」には大きく分けて種類が2つあると思う。1つは、個人が既存の物件を借りて、個人同士の合意で人と一緒に住む形態。こちらは「ルームシェア」という言い方のほうがしっくりくるかもしれない。もう1つは、オーナーや業者がシェア型集合住宅をつくって運営する形態。こちらが一般的に「シェアハウス」と呼ばれるものである。
規模も、入居者数が1桁台のところから100人以上のところまでいろいろあるが、だいたい30人以上の規模のものが「大型シェアハウス」と呼ばれているように思う。あくまで感覚的な話だが、大型かそうでないかによって、住人同士の距離感が変わってくるようだ(もちろん、人数が多い方が距離が生まれる)。

30人未満のシェアハウスにはコンセプトを持たせたものが多い印象がある。「女性専用」や「シングルマザー専用」や「“食”に関わる職種の人」や「起業家志望」や「畑があって農業ができる」や「美容機器が揃う」などなど。少人数の場合、同じテーマを持った人同士のシナジーを生む場として適しているし、シェアハウスとしてはキャラ立ちさせた方が人のアンテナに引っ掛かりやすいのだろう。

シェアハウスは現代の都心ならではの風物である。とくに大型シェアハウスは東京に集中している。おそらくシェアハウスというものは、マンション住まいをしていて隣の人と挨拶もしないような東京砂漠に満たされないものを感じるシティボーイ・シティガールたちによる、「人と付かず離れずほどよい距離感を持って触れ合いながら生活したい」という人間的らしい欲求の産物なのだと思う。都会人の“田舎回帰”“ネオ・ムラ社会化”という感じだろうか。人間みな、結局は“ぬくもり”が欲しいのですね。

というわけで、もともと“ぬくもり”という平熱ではなく“パッション”という高熱に浮かされてきた筆者は、シェアハウス住人としては若干レアなサンプルであるということをお許しいただき、実際に住んでいる者の立場からのフィールドワーク報告といった感じでシェアハウス生活のいろはをお伝えしていきたいと思います。

文/奥麻里奈
都内のオフィス複合型シェアハウスに住む、フリーランスの三十路ライター。2012年1月からシェアハウス生活をスタートし2年を過ぎた現在も居住中。美容業界誌の編集者を経て独立。ブログ「個性美の解放」(http://okumarina.com)で依頼主と買い物に行き、その人らしい服をコーディネートするプロジェクトを発信中。ゴルフ雑誌「ALBA」にて「モテゴルファー “変身”プロジェクト」連載中。また、Webサイト「RBB TODAY」にて連載コラム「物欲乙女日記」を執筆中。「Numero TOKYO」ブロガー、バンタンデザイン研究所講師。

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※このデータは2013年1月時点の「マイナビ賃貸」で掲載している上記の駅において、各間取り別に 賃貸物件(アパート・マンション・一戸建て)の平均賃料(管理費・駐車場代などを除く)を算出したものです。

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